生殖医療と不妊治療の支援について
不妊症は誰もがなるかもしれない一般的な病気です。一方で体外受精も一般的な治療として確立しています。
2022年4月、子どもを欲しいと願うすべてのカップルが適切な医療を受けられるよう、不妊症治療の保険適用が大きく拡大されました。この保険適用は、日本生殖医学会が作成した「生殖医療ガイドライン」に沿って整備されています。「生殖医療ガイドライン」は、最善の不妊症診療を行うため、専門家が検査・治療に関する評価を行い、専門的な解説も記載されています。
当ガイドラインについて
専門家向けの「生殖医療ガイドライン」の内容を患者さんにもわかりやすく伝えるため、「患者さんのための生殖医療ガイドライン」を作成いたしました。不妊症についての一般的な基礎知識、検査、治療を中心に、体外受精・胚移植、先進医療についてもわかりやすく解説しています。医師の説明を理解するため、またカップルが治療について理解するため、このガイドラインをご活用ください。
ガイドラインはPDFで公開しています(無償)。下記よりダウンロードしてご覧ください。
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- はじめに
- 第1章:生殖医療についての基礎知識
- 第2章:不妊症の原因について
- 第3章:不妊症の検査について
- 第4章:不妊症と診断されたら
- 第5章:保険診療と先進医療について
- 第6章:一般不妊治療について
- 第7章:生殖補助医療について
- 11. どのような場合に体外受精や顕微授精が行われるのでしょうか
- 12. 卵巣予備能検査とはどのような検査なのでしょうか
- 13. 卵巣刺激法ではどのような薬が使用されるのでしょうか
- 14. 卵巣刺激法による卵巣過剰刺激症候群(OHSS)という副作用について教えてください
- 15. 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の予防とリスクについて教えてください
- 16. 卵巣刺激法の自然周期法や低刺激法とはどのような方法でしょうか
- 17. 受精卵と胚の違い、胚の培養について教えてください
- 18. 新鮮胚移植と凍結融解胚移植はどう違いますか
- 19. 新鮮胚移植の際の黄体補充療法はどのような目的で行うのでしょうか
- 20. 凍結融解胚移植における自然周期とホルモン調整周期はどう違うのでしょうか
- 21. 胚移植で移植する胚の適切な数というのはあるのでしょうか
- 第8章:追加で行われる方法について
- 第9章:反復着床不全について
- 第10章:男性不妊について
- 第11章:不育症について
- 執筆者一覧
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